マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

100%の自力と100%の他力

2011年12月07日 22時10分38秒 | 庵主の日記
患者さまが制作、撮影、装丁をされた、<川口由一の自然農というしあわせ with 辻 信一>というDVDを頂き、何度も何度も見ました。

この10月16日にリリースしたばかりの新しい内容です。

自然農を通して悟った、川口さんの珠玉の言葉がココロにヒビキます。

その中でも、100%の自立によって己のイノチを全うすること、100%の他力によって我がイノチは生かされていることという、相対性と相補性に、本当に感動しました。

「あ、そう、そうなんだよな」って、どうして、その両極を同次元で見いだせなかったかなって。

人間はというか、生命体は
100%自立なくしては生きていけないという真実と
100%他力がなくては生きていけないという真実を、私たちは知っておかなくてはいけないんですね。

まさに!そのとりです。

どうして、どちらかしか見えなかったのか。

いや、どちらも見えていたことなはずなのに、同じ土俵上のものではなかったんです。


自然というものを見つめて自然のなかで生かされていく我が道を選択したとき、
自らその発見をすることができるのかもしれません。

自らが発見できなかったことに、悔しさを覚えますが、
それは己を過大評価したおごりなのかもしれませんね。

無何有庵の講座の中で、ここ2、3年言い続けてきたことは、
かつて私たちが1個の単細胞であったとき
植物の自給自足的生命システムによって、その植物をいただくことで私たち動物の細胞は、大きく進化することができたのだということ。

つまりは、100%他力によって生かされてきたこと。

そして、その他力によって、私たちは自力を生み出し
100%自力によって生を全うすることができたのです。

何をいまさら感動しているのか!

判っていたつもりで、カラダの芯に入っていなかったのかもしれません。
繋がっていなかったのかもしれません。

そして、今、もう生命の残り火はそんなに長くは点せないかもしれないけれど、
ようやく、そんなことを理解できるようになったようです。


この冬、一番のお勧めのDVDです。

松見歯科でも絶賛発売予定です。
今取り寄せ中なので、しばらくお待ちくださいませ。




























まんでがんオーガニックマルシェ!

2011年12月07日 15時59分50秒 | 庵主の日記
今年最後のイベント(無何有庵では28日の年越し蕎麦が最後ですが!)、<まんでがんオーガニックマルシェ>が楽しくなりそう~♪

今年の春からスタートした、100%オーガニックとマクロビオティックにこだわった、オーガニック蔵マルシェですが、蔵から飛び出して、<まんでがんオーガニックマルシェ>として今年最後のイベントを開催致します。

<まんでがんオーガニックマルシェ>

日 時  12月25日(日) 10:00~16:00

場 所  綾上こどもの里インターナショナルスクール(ACIS)(元 綾上西分小学校)


100%オーガニックにこだわって、マクロビオティックにもこだわって、手作りにもこだわって、自然素材にもこだわって、そんなマルシェがあったらいいね~っていうのが、そもそもの始まり。

宇多津の料亭公楽さんのご協力で、蔵カフェのスペースをお借りしてスタートした「蔵マルシェ」ですが、場所にこだわらず、いろいろなところで、私たちの活動を知っていただけたらいいねってことで、
今年最後は仲間のACISさんのご好意で場所をお借りしてのイベントとなりました。

ACISさんも、廃校になった小学校をお借りしての活動でしたが、耐震性の問題で、来年10日には撤退となり、そのお別れ会も兼ねてのイベントにしたいと思っています。

無何有庵で仲間になったメンバーが、こうやって外に出ることで
新しい仲間にも巡り合うことができます。
そして、私たちの思いや、たくさんの色々な方の思いが溶けあってもっともっと素敵な活動が出来るといいなって思います。

もし、25日時間があって、出店してもいいよって方、野外バスキングしたいよって方、是非つながってください。餅つきのボランティアさんも募集です。
一緒に楽しみましょう~。

今のところの内容ですが、

●玄米菜食料理 つむぎCafeさん⇒マクロビコロッケ、スープ、玄米おむすび

●natural food class te-maさん⇒マクロビブレッド

●ママごとキッチンさん⇒マクロビスイーツ、玄米おむすび、玄米珈琲、他

●畑ごはんさん⇒マクロビスイーツ

●和樂舎・のぎろのがっこうさん⇒マクロビスイーツ、サンドイッチ、玄米サラダごはん、マクロビ加工品、

●はぐくむ給食室 & y-y happyさん⇒できたて玄米おむすび&手作り雑貨

●m+さん⇒雑貨木工&オーガニック野菜

●シンシアリーさん⇒ハンドエステ、ボディマッサージ

●もねもねさん⇒手作り雑貨

●ゆるりまんま⇒お米、食材等の販売

●ココロびcafe⇒オーガニック珈琲のカフェ

●はなうた虹房さん⇒マクロビスイーツ、草木染め靴下、ふんどし、ココペリ人形

●玄季旬菜食堂 こにこさん⇒手作り雑貨

●その他、オーガニック野菜など。


■ワイワイ玄米お餅つき

■チャリティお楽しみDVD上映会

■野外ライブバスキング

など予定いたしております。

是非、大勢の方にあそびに来て頂いて楽しんでほしいです。
年末最後の日曜日、ご家族みんなで来て下さいね~。
マルシェのメンバーみんなで、ココロよりお待ちいたしております。

ちなみに、<まんでがん>とは<ぜ~んぶ、100%>ってことです!




































飯のコース15期生、卒業制作&卒業式

2011年12月07日 14時12分18秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
先週の土曜日は、飯のコース一番のハイライト、卒業制作発表でした。

年々、みなさん、腕を上げている気がするのは、私だけではないようですよ。
亜智先生も、びっくりなさっておられました。

きっと、何日も前から計画をたてて、前日、当日朝早くから準備をされてきたのでしょうね。
早い方は10時過ぎには無何有庵のキッチンに到着され、さっそく盛り付けなどの準備に取りかかられました。

揚げ物や、温かいスープなどは、下ごしらえしてきたものを頂く直前に調理して、
ココロを込めて仕上げました。




クリスマスパーティをイメージして作られたオードブル。



鳥の足のように見えますが、実は中身は玄米ごはん。金時豆が入っています。
周りの衣はアーモンドで、香ばしくって本当においしかったです。



柚子のカップには、ミカンとリンゴの蒸し煮を葛で固めたとろふわのジェリー。
自然の甘さと酸味がさわやかでした。







ひじきの混ぜご飯のコロッケです。
クリスマスにちなんでスノーマンにしました。





ひじきの白和えなんですが、なんと厚揚げを使っています。
とっても香ばしくて、おいしかったですよ。





家族に人気の時雨味噌を使って、玄米コロッケとパスタを作りました。



蒸し野菜を添えて、とても綺麗な盛り付けになりました。



自宅で料理教室を開催することが目標です。





結婚のお祝いに頂いた、きれいな本塗りのお重箱を初めて使っての作品です。





お皿にきれいに盛り付けました。



自作の黒ゴマを使っての玄米おむすび。人参の葉っぱのふりかけも手作りです。しいたけと昆布の佃煮風もおいしいおむすびになりました。





里芋の蒸したものに人参の葉っぱのジェノベーゼを添えました。
水菜のサラダは、柿のドレッシングがかかっています。





トマト風味のスープにはお豆や根菜がたっぷり入っています。



大根の梅酢漬けはおむすびに添えました。



南瓜の皮を利用した和えもの。



デザートはゴマ団子と、さつま芋のきんとんです。



最優秀賞を取られました。

今期は、全員の採点が同点となり、じゃんけんで最優秀賞を決めました。
それぐらい、皆さんのお料理がどれもこれも甲乙つけがたいものだったんです。

亜智先生のご指導のたまものですね。
ありがとうございます。

最後の座学講座は、<日本のスタイル>というテーマで、気を生み出す型についてお話いたしました。
これで、みなさんが気をしっかりと持った生活ができますね。
これからも、ご活躍をお願いたします。

全員が羹のコースにステップアップされますので、
また一年、無何有庵でご一緒に楽しみましょうね。
よろしくお願いいたします。

半年間、お疲れ様でした。
ありがとうございました。




最終回にご参加できなかった方が多かったのは残念でしたが、次回振り替えで卒業制作まで遣り遂げて欲しいと思います。さいごまで、がんばりましょうね。































屋根の上の猫騒動

2011年12月07日 10時57分11秒 | 庵主の日記
昨日、何やら屋根の上でドタドタドタ~ってもの凄い音がしたと思ったら
二匹の猫が、血相を変えて追いかけっこ!
隣近所の屋根の上を走り回った挙句に、我が家の裏の屋根でケンカ?が始まりました。

猫パンチがスゴイ!
超スピードの猫パンチ、この速さは、初めて見ました。

で、思わずカメラを。

う~ん、猫パンチは撮れなかったけど
一応、二匹を収めました。

最後は、雄猫らしきほうが、ゆっくりとその場を退場。
雌猫は、一目散に逃げ去りました。

二人の間になにがあったんでしょうね?(笑)








































里ちゃん食堂に行ってきました。

2011年12月07日 10時48分59秒 | 庵主の日記
この月曜日、休診日でしたので主人とデート。

朝ごはんとお昼ご飯を兼ねて、塩の江の「里ちゃん食堂」に行ってきました。

Facebookでお友達になった古川さんの食堂です。

注文したのは、<塩の江うどん><釜たまラー油><豚カツ丼>でした。
マクロビオティックというわけにはまいりませんので、
ガッツリ肉食男子の夫にはうれしい内容でした。

私は久しぶりに<釜たま>を頼みました。

昔は釜たまが大好きでしたが、このところ卵の生臭さでノックアウトされ、しばらく食べていませんでした。
でも、里ちゃん食堂の釜たまは、生臭くなく、絶妙の半熟具合で大満足のお味でした。
こちらのうどんは、塩を使っていないそうで、生パスタのカルボナーラって感じです。
そして、特製のラー油と、十七味(七味ではない!)がまた美味しい~。

<塩の江うどん>は何が塩の江かっていうと、イノシシの肉が入って里山の野菜がたっぷりのしっぽく仕立てのおうどんです。夫のを少し頂きましたが、いいお味でした。

豚カツ丼は、おまけ。
ごはんが食べたかったのが注文理由。

FBの写真でしかお会いしたことがなかったのですが、店主の古川さんは、とっても素敵な女性でした。
ちょっと、恥ずかしかったのですが、ごあいさつをさせて頂きましたよ。

おなかいっぱいになって幸せ~。

古川さんから、食後のコーヒーを御馳走になってしまいました。
珈琲の出し方がとっても素敵でしたので、思わず写真を撮りました。
おいしさがひときわ際立って、お抹茶椀、ナイスアイディアですね。
ごちそうさまでした。





私たちが座った囲炉裏の席は、あったかくてお勧めです。

塩の江に行かれたら、里ちゃん食堂、是非お立ち寄りください。

美味しくって、ココロがあったまりました。