マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

二人鍋

2011年12月09日 22時49分16秒 | 庵主の日記
息子が一人立ちを決行して、
我が家の人員は2名プラス犬2匹と猫一匹。
そして、お友達が数々・・・。

それでもたまに、夫婦二人の日が増えてきました。

お互いに仕事をしていますので、夕飯は仕事が終わってから支度をしての時間になりますが、
二人となると、仕込みの分量が違いますね~。
ちょっと、楽?(笑)

息子がいるときと比べると半分以下の量で充分です。

たとえ息子がいなくても、友人が集まってにぎやかに食卓で!が日常の我が家なので、
二人となると、ちょっと肩すかしな量です。

つかの間の夫婦水入らず。
今夜は、二人で鍋をつつきながら、
うんと二人分の量が板についてきたでしょって、笑いあいました。

最後にお雑炊で、完食!っていう二人分。
ようやく、わかり始めました。

結婚したときから、4人家族にお友達の夕食があたりまえだったので、
ふと、夫婦二人となると拍子抜けするくらい、作りすぎてしまうのです。

鍋となると、今までの量が夫婦ふたりで3日分くらい!

これじゃ、楽しみの夕飯も苦痛になりますもんね~。



お友達が来てくれるって、本当にありがたいことです。
二人鍋をつつきながら、心底そう思いました。

新婚の二人と、老後の二人では、意味が違いますね~・・・(@_@。笑





















































ケッシテうそをつかない。

2011年12月09日 11時53分50秒 | 庵主の日記


マクロビオティックの創始者、桜澤如一氏が提唱した
健康の七大条件というのをご存知でしょうか?

1.疲れを知らない(5)
2.ヨクねむる(5)
3.ゴハンがおいしい(5)
4.ケッシテ怒らない(10)
5.ケッシテもの忘れしない(10)
6.万事スマート(10)
7.ケッシテうそをつかない(55)

()のなかは点数で、自己評価できるようになっています。

あ~あ、最初の1~3の15点は絶対間違いなくとれるんですけどね~・・・・。
みなさんはいかがでしょうか?

第7番目の条件として掲げられている<ケッシテうそをつかない>って難しいですね。

「よい子にしていたらサンタさんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれるよ」なんていうのも、
可愛いウソですが、ウソには変わりないですものね。

さてさて、今日は何を言いたいかということですが。

私の生徒さんに念を押しておきたいということです。

「ケッシテうそをつかない」



本当にうれしいことに、卒業生の皆さんが色々なところで活躍をしてくださるようになり、マクロビオティックという言葉や、オーガニックという概念が、こんな田舎の香川でも少しずつ広がり始めました。

それだからこそ、誠実に私たちの思いをしっかりと伝えていかなくてはなりません。

マクロビオティックをビジネスにつなげていけるなら、熱烈応援したいと思います。ビジネスとなればなおさら、誠実が一番大切です。利益を追求するならば何よりも大切なキーワードとなるでしょう。

原材料、製法、表現、そして、何よりも実践。

「ケッシテうそをつかない」

それから、究極にはマクロビオティックのお料理が和食やフレンチやイタリアンや中華などのジャンルとしっかり肩を並べられるものであってほしいこと。
もちろん、マクロビオティックでフレンチだ、イタリアンだとそれ風なテイストを出したりすることってありますが、たとえばスイーツを市販のものに近づけたいがために、あの手この手を駆使することがマクロビオティックではないこと。過ぎればそれはもう、マクロビオティックではなくなってしまっていることを、重々理解しておかなくてはいけないことを忘れないでほしいのです。誰しもあることですが、過ぎるとそこから「うそ」が生まれることがあるものです。
目的をしっかり持って対応してほしいと思います。

ただ、遊びゴコロは忘れないで。
うんと楽しんで、ワクワクして、カラダが喜ぶような感動を一杯生み出してほしいと思います。

もし、「あ・・・」と思い当たることがあったなら、それこそが誠実です。
もう一度、足跡を振り返ってこれからの一歩を大切になさってください。