29日に、待ちに待ったジョンムーア氏の講演会を開催いたしました。
<A4サイズファーマー>になろうというテーマで、その方法やノウハウ、そして大切な思いをお伺いしました。
100%オーガニックというコンセプト。
オーガニックっていうと、すぐ、有機無農薬って思ってしまうけれど
もっと深いものだということがとても解りました。
オーガニックとは、有機体であるわたしたち動植物などを含む生命体、生物のこと全てのこと。そこには水も石も空気も含まれていて、まさに自然そのもののこと。
その自然そのものがいかに自然であるか、自然でいるか、そして、なによりも全ての生命体(魂)を受け入れることからはじまるということ。
だから、好き、嫌いの選択はあっても、いい物、悪い物という概念からのスタートではない。
ジョンさんのお話を聴き、学ぶことはとても多かったです。
ただ、医療の場にいるからか、ビジネス概念にはうとい私達。
地元の農家さんの野菜を代理販売していますが、マージンを取っていないことについてご批判を受けました。
「価値を下げている」ということでした。
う~ん、でもやっぱり現行どうり。
言い換えれば、マージンをそのまま農家さんや生産者さんにお渡ししていると思っていただければと思います。
もともと、価値を高くするための方法として診療室のマルシェがスタートしたのですから。そう、売価を下げての販売ではないですもの。
有機無農薬に移行して、販路を多く持たない農家さんや、生産者さんなので、まだまだ、ハードルを高くしない方法の選択です。
そういう意味では、無何有庵のキッチンも、練習場です。
料理を教えたい、カフェをしたいという方が、ここで練習をしてから厳しい社会に巣立って行って頂ければわたしにとってもうれしいことです。
ですから、マージンなど必要がないのです。
必要なのは皆さんの、少しの勇気とオーガニック(自然体)なココロ。
一歩踏み出してくださることが
何よりの報酬です。
それは、周りに元気な人を作ることですし、私たちが目指す医療の普及にもつながるのです。ありがたいことです。
ジョンさんの活動も、明日の地球を元気にするものだと思いました。
お話しているときの横顔をご紹介いたします。
ジョンさんは、お家の中でも少しのスペースでマイファームを持つことが出来ることを教えて下さいました。私の!っていうことが大切。自分の好きなように自由に楽しむことができる土地(A4サイズだったりですけどね
)を持とうとしきりに仰いました。
誰にも遠慮することなく♪
使い捨ての傘やペットボトルがなんと温室、ハウス栽培ができたり、卵のポリ容器で芽が出るまでのハウスになったり、本当に頭を使えば工夫次第で家にあるものを利用してやさい作りができることを教えて下さいました。
土作り、種、水、そして石。
その作り方や選び方を詳しくお話してくださいました。
スタッフの林さんも、ジョンさんとの活動を通してたくさん経験をされていらっしゃるので、月のお話などいろいろしてくださいました。
その後、ご参加の方も残られて、交流会となりました。
マクロビオティックのお料理を皆さんに楽しんでいただきました。
大阪のナチュラルキッチン Anzyuの平山先生とAYA先生がお料理作りを応援してくださり、豪華な内容でした。
なんだか、バタバタして、交流会の写真を撮るのを忘れてしまいました。
残念~
でも、本当においしかったですよ。
美味しいワインなどの差し入れもあって、楽しい時間となりました。
ありがとうございました。
ジョンさんとはこれからもいろいろなところで繋がっていければと思います。
東京での再会をお約束して、素敵な時間を終えました。
ご参加のみなさん、ありがとうございまいした。
そして、ジョンさん、林さん、ありがとうございます。