紙芝居「千夜一夜物語」を観に行く。
1977年の「寺山修司の千一夜 アラビアンナイト展」で上演されたものの再演だという。絵は全部で17枚。上演時間は約20分。同性愛、獣や樹木との愛、そして、最後は近親相姦・・・と書くとすさまじいが、絵はどこまでも美麗。音楽がなぜかビバルディの四季。J・A・シーザーだったら、もっとエロかっただろうに。初演時はどうだったんだろう。
口演は、月蝕別働隊の半澤んこ。久しぶりに観たけど、スリムになったのにゃ。会場の紀伊国屋画廊に集まった観客は30人ほどで、竹宮作品だけにほとんどが女性だった。おりしも紀伊国屋ホールでは、STUDIO LIFEが萩尾望都の作品を上演中。BL度の高い一日だったにゃ。