映画「バサラ人間」を観る。上映前に、バヤリースの「感じるマンゴジュース」を自販機で発見。どう考えても狙っているにゃ、コレ。
音楽がJ・A・シーザーで、ほぼ全編に渡って彼のミニマル・ミュージックが流れる。映画館のサウンド・システムを通して彼の音楽を聴くのは「少女椿」以来だが、やはり特別な体験だ。BGMだからといって侮れない。万有引力の俳優陣も出演。小さい方の小林さんが大活躍。あと、万有のCDも売っていたにゃん。
映画そのものも、単なるおふざけではなく、過去と現在が目まぐるしく交錯する凝った構成が、スリリング。随所に挿入されるアニメも強烈。それだけに、ラストにもうひと粘り欲しかった。
エンドロールが、長い。本編よりも力が入っているかも。新宿通りで大滅亡、とか。
上映時間は1時間25分くらい。その後に山田広野監督が登場して、得意の活弁映画を披露。相変わらず、ブルー・フィルムをネタにしている。こういうのって、どこから見つけてくるんだろう。地方の旅館とかからかにゃ?