万有引力の「プロメテウス」を観る。
コロナ対策で、劇場の入り口は本番中も開いていた。俳優もマスク着用。だが、違和感はなかった。なぜなら、劇の原作はフィリップ・K・ディックの「電気羊」。核戦争後の死の灰が降る世界が舞台なのだから。
映画「ブレードランナー」ではカットされた、動物の売買に血道を上げる人々。それに、マーサー教。これらがクローズアップされているのが、個人的にはうれしい。ただ、ギリシア神話との結びつきが弱いのが難点か。
次回公演の予定がチラシに出ていなかった。ワクチン待ちかにゃ。まあ、仕方ないのにゃ。