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NHKの「100分de名著」で、デュルケムの「社会分業論」をやってるのだが・・・。
ついこの間、「アイスランド サガ」を読んだばかりなので、間違いが目立つ。古代社会においては民法よりも刑法が優勢だったというが、これは逆だ。強力な中央政府がまだ存在しないから、有力な個人が好き勝手なことをやってしまう。殺人ですら、金銭的な和解で片づけられてしまうのだ。デュルケムはユダヤ人だから、古代のゲルマン社会には興味がなかったのだろうか。
古代社会に個人は存在しなかった、という説も疑わしい。ソクラテスは個人ではなかった、とでもいうのだろうか。