いよいよ春。自転車の季節にゃ。
そんなわけで、RALEIGH Carlton C/Cのホイールを交換。ARAYAのAR713からシマノのアルテグラ6700にチェンジ。ショップの店員さんに「上りと平地のバランスがよくて、長く使えるやつを」、と言ったらこれになったのにゃ。
タイヤもツーキニストから同じパナレーサーのTサーブPTに。アーバン用のタイヤの中では最軽量で、サイズは700×28で変わらないけれど、重量が400グラムから270グラムへと大幅に軽量化。さて、これで走りがどうなるか。
ところで、タイヤ選びでパナレーサーのホームページを見たけれど、とても勉強になるのにゃ。たとえば、マウンテンバイクのタイヤについて。あのブロックタイヤはあくまでもオフロード用で、舗装路には向いていないという。特に路面が湿っている場合は滑りやすくて危険だとか。マウンテンバイク=頑丈=安全、というイメージがあるけれど、オフロードで走らないのならタイヤはノーマルタイプに交換した方がいいのにゃ。
ワシのRALEIGHも最初はブロックタイヤを履いていたのにゃ。峠の下りを猛スピードで走る時に、タイヤの凸部と路面の間のスキマが気になって、それでノーマルタイヤに交換したのにゃ。
今年初の峠にゃ。張り切って行こう、と思ったら、セーターを着たまんまなのに気がついたにょ。ワシが峠を攻める時の服装は、普通のスウェットの上下にジャンパーというスタイルなのにゃ。サイクリスト独特のあの体にぴったりフィットするウエアは、ワシにはまずいにょ。モッコリが目立って目立って、絶対職質されるのにゃ。
そんなワシだが、さすがにセーターはまずい。五日市駅のコインロッカーに預けようとしたら・・・・・。
・・・「恋のロッカー」? その場に居合わせた女子高生に聞くと、駅長さんのイキなはからいで、このままになっているそうにゃ。「コイノロッカー」は、多摩のヤングの待ち合わせ場所として有名なのにゃ。
意外な結果に呆然となって峠を下ろうとしていると、2人の兄さまたちが自転車で上って来たにょ。クリスマスイヴに、男が2人で峠のクライマックスを目指す意味。それがわからないワシではないぞ。
まあ、彼らの気持ちもわかるにょ。「今度、自転車で白石峠に行こうか」、と言われてOKする女性が、日本に何人いるだろうか。峠は男の世界。男の集団の中で速く走れる者が男の中の男になり、そうでない男が女役になる。それが自然の流れなのにゃ。
ワ、ワシは、昼と夜をちゃんと区別しているからにゃ、念のため。
かねてより計画の、ANCHOR RFX8 Equipe によるタイムトライアルを敢行。先に結果を言うと、38分49秒58。12月2日のRALEIGH Carlton C/Cよりも40秒近く遅い。距離に直すと約130メートルもの大差にゃ。
なんでだろ。体調は前回と変わらないと思う。2台のスペックを比べると、まずRALEIGHがアルミ製で、重量9.6キロ、コンポーネントがティアグラ、ホイールがARAYAのAR713、タイヤがパナレーサーのツーキニスト700×28、ペダルがタイオガのノーマルペダル。それに対してANCHORがフルカーボンで重量8.6キロ、コンポーネントが105、ホイールがシマノのRS20、タイヤがブリジストンのエクステンザPR3 700×23、ペダルがシマノのSPDペダルで、シューズもSPDシューズを使用。どう考えても、ANCHORが勝ちそうだが・・・・・。
フルカーボンが、あだになったか。今までこの2台に乗ってきて、アルミとカーボンの違いを感じることはなかったが、無意識のうちに、体が反応しているのかもしれない。つまり、アルミの「硬さ」が闘争本能を刺激しているのかも。それと反対にカーボンの場合には、知らず知らずのうちに体が乗り心地のよさに安住してしまうのかも。
価格はANCHORがRALEIGHの倍以上もするのに。自転車は、わからない。まあ、ワシは貧乏人だから、この方がつごうがいいが。
定峰峠に到着にゃ。今までの峠の中で一番楽だったのにゃ。女性でも十分クリアできそうにゃ。
ここに来る前に、某うどん屋で一服したけど、安いやつで1200円だったのでビックリ。味はまあまあなんだけど、下界ならせいぜい900円くらいだろう。旅の思い出に寄りたい人は、現金の用意が必要にゃ。