リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

歴史講座

2021年03月13日 21時28分03秒 | 日々のこと
愛知県の某市で行われた歴史講座に行ってきました。ひょんなことからここで桑名の歴史的文化施設に関する講座があるということで、どういう話をされるのか興味があったので出掛けました。

内容は、桑名市について(これはさすがに知っています)、かつての所有者について、から始まり現在の施設の歴史や様々な活用の現状など多面的に紹介されました。

桑名市民である私も知らなかったこともいくつかありました。私がそこで企画を担当しています春と秋のバロック音楽コンサートは「ロケーションを利用した活用1」に位置付けられていました。

理念として「文化財を地域振興・観光振興などに活用していくには、その価値が損なわれないように適切な管理をすることが必要であり、「活用」を繰り返すことで文化財の価値が減退してしまっては本末転倒」とうたっていますが、最近は運営主体が変わったせいか、一般的なサロンでやってもいいのにわざわざ歴史的文化施設でやる必要があるのかと感じる講座がちょくちょくあったり、広報活動が縮小したりしています。昨年あたりからどうもやっていることが理念と外れる方向に進んでいるみたいです。

講座終了後、講師先生と少しお話をする機会がありましたが、某市の職員の方にさえぎられたりして、ちょっと後味悪かったです。突っ込みどころがまずかったのかなぁ。ちゃんと名乗ったし・・・それがいけなかったのかも知れません。(笑)