リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

人類月到着のドラマ

2021年03月29日 15時25分25秒 | 日々のこと
「人類月到着のドラマ」なんて今頃なんだという感じですが、家の天袋を整理していましたらでてきました。スーツを入れてあった紙製の箱の上に仰々しく「人類月到着のドラマ」と書かれた紙が貼ってあります。



昭和44年8月17日(日)の日付があり当時の私の写真が貼ってあります。なぜか妹の写真も貼ってあります。中には昭和44年(1969年)6月から8月にかけてのアポロ11号打ち上げ前から地球帰還までの新聞がまとめられていました。

新聞は切り抜きではなく、ページ単位の切り取りまたはその日の新聞丸ごと保管されていました。ジャスト50年後に出てくるのだといかにもいいタイミングでしたが、52年後に出てくるのは何とも中途半端ではあります。

保存されていた新聞は、朝日新聞、中日新聞、英字新聞のASAHI EVENING NEWSです。英字紙は当時高校生であった私にとっては簡単には読めないシロモノでしたが、まぁ読めたらいいなくらいの気持ちで購読していました。




当時の新聞は字が小さいです。皆さん目がよかったんですねぇ。月到着のドラマもさることながら、当時の広告もとても興味深いものがあります。



新型カローラの広告です。お値段は何と43.35万円です。WIKIで調べてみましたら初代カローラが発売されたのが1966年で、2代目は1970年ですから、この新聞広告は初代カローラのものということになります。確か当時の名古屋の地下鉄が、名古屋・栄間が30円でした。現在は210円?くらいだと思いますので、それから単純換算すると300万くらいになりますから結構なお値段です。今のカローラより高い感じですね。

月到着50周年に開箱を逃しましたので、丁寧に保管して次は48年後の100年目に開けるよう孫に託しておこうと思います。