リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

11代目本田紫美君

2021年07月12日 14時00分20秒 | 日々のこと
本田家で11代目となる紫美君がまた日本にやってくるそうです。まだ非公式の段階ではありますが、8月に正式発表され、秋には来日するようです。知らんけど。

私の若い頃は本田家の皆さんには随分お世話になりました。初代の紫美君の案内でいろんなところに連れて行ってもらいました。初代はそれはそれは画期的な考え方の持ち主でした。初代の心臓は四武威四四という方法で鍛えられていましたし、ファッションも今では当たり前の三戸八場句というスタイルの先駆けでした。そして何よりすごかったので増喜法を学びクリアしてアメリカに渡って大成功したことです。

その後二代目にもお世話になりましたし、親戚の紫美或四百さんともお近づきになりました。紫美君たちはその後アメリカでどんどん人気になり、英語もペラペラ、ファッションもアメリカナイズされていったためか日本では人気が落ちていき、やがて日本に来ることもなくなってしまっていました。来日が再開されたのが先代でしたか、私はお目にかかり驚きました。初代の小柄で愛らしい雰囲気はなくなり、手足が長くなりすっかりアカ抜けしていましたが日本語は分からなくなっていたようでしたから。

もう初代のひいひい・・・じいちゃんのことなんて覚えてないんでしょうね。まぁあっちの生活も長いですからもうすっかりアメリカ人ですよね。でも10代目も11代目も初代の面影は全くないですが、なかなかカッコいいです。秋になったら会いに行きたいと思います。そうそう少し前に本田家で生まれた、電気の心臓を持った本田井伊ちゃんはなんか初代にクリソツです。こういうのを先祖返りというのでしょうか。