リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ガントルガ・ガンエルデネとムンフバト・ダバジャルガル

2021年07月18日 15時11分53秒 | 日々のこと
今日の大相撲千秋楽はガントルガ・ガンエルデネとムンフバト・ダバジャルガルの全勝対決が見ものです。我が家では外国人力士をしこ名ではなく本名で言う習わしがあって、ガントルガは照ノ富士、ムンフバトは白鵬のことです。二人ともしこ名より本名の方が濁点が一杯あって強そうです。

ガントルガはけがと病気で大関から序二段まで陥落しましたが、今年の五月場所で見事大関に返り咲くと言う快挙をなしとげました。今場所はすでに14勝していますので、横綱昇進は確定したと言われています。そのガントルガが対戦するのが、全休、途中休場が続いていたムンフバトです。

ムンフバトの昨日14日目の取り組みはトリッキーでしたねぇ。思いっきり後ろに下がり正代の突進ができないようにして、そのあと張り手を何発か見舞って結局は勝利しました。なんとか全勝で千秋楽を迎えたいという執念が感じられますが、テレビ解説者は思わず「横綱がするべきことではない」なんて言っていました。

でも私が小さい頃テレビで横綱若乃花(初代)が立ち合いとっさに変わり、一瞬にして勝ったのを何回か見たことがありましたが、そのときは「さすが若乃花」という声こそあれ、汚いやり方だという非難はなかったように記憶しています。こんな変わり身を白鵬がやったことがありましたが、そのときはいろいろ避難されていました。まぁ要はその人の人格によるものか、それとも外国人力士に対する妙な意識が残っているのか。

さて今日の全勝同士の千秋楽対決、どうなるか楽しみです。