リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

コーネリアス

2021年07月20日 13時19分03秒 | 音楽系
過去のいじめが問題視され、東京オリンピック開会式の音楽を担当していた方が非難され辞任しました。東京オリンピック・パラリンピックが多様性と調和を基本理念としている以上そういう人物は受け入れがたいと言うのは当然でしょう。

You Tube でいくつか作品を聴いてみましたが、とても才能のある人だと感じました。あっちの優秀なミュージシャンと同じレベルの精度のボーカル(純正に近い精度で音程を合わせることができる)ができる人だし作品もとても高度です。でも団体で歌うグループ全盛の今の日本ではそんなことはどうでもいいことでしょうけどね。

どんな音楽を書いたかは聴いてみたかったですが、いままで発表したレベルのものであれば世界に出しても全く恥ずかしくないものだったでしょう。作った人間がアカンかっただけで、作品には罪はないんですけどね。いまはそういうことをいう時代ではないのでしょう。

でもそういうことを言っていた時代もあったようで、カラヴァッジョなんかまさに代表格です。

Wikiによりますと、
カラヴァッジョは激動の生涯を送った。裏社会の住人たちの間でさえ喧嘩っ早いという悪評があり、カラバッジョの不品行が当時の警備記録や訴訟裁判記録に数ページにわたって記載されている。そしてカラヴァッジョは、1606年5月29日におそらく故意ではないとはいえ、ウンブリア州テルニ出身のラヌッチオ・トマゾーニという若者を殺害してしまう。

さすがに当時彼をかばう人はいませんでしたが、彼の作品自体はそのことで美術界の表舞台から消え去ることはなく今に至っています。でもそのうち時代がPC, PCっていう変な方向に動いたらそのうちカラヴァッジョはアカンということになるかも。