リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

テクニシャン

2022年03月01日 20時56分02秒 | 日々のこと
昨日健康保険税と固定資産税の支払期限だったのをうっかり忘れていて、今日支払いに行きました。支払期限までだとコンビニで払い込みができるのですが、期限を過ぎると郵便局だけしか受け付けてくれません。

払込票を整理していたら、何と1月分の市県民税も忘れていました。そういや最近払い込みに行った記憶がないはずです。ただでさえ高いと感じているのにいくつも重なると重税感が増します。忘れていた私が悪いのですが。

銀行でお金を下ろして郵便局に行きますと、窓口で若い女性に対応していただきました。振込用紙の枚数が多いので余計な手間をおかけすることになりました。少々恐縮しながら払込用紙の金額計算や用紙の点検の手つきを見ていましたら、手のひとつひとつの動きが一般の方より一段違う速さなので、見とれていました。あんまりじっと見つめていると怪しまれるので、ときどき視線をはずしはずしでしたが。

郵便局に来る前にたまたまテレビの徹子の部屋に出ていた、学園モノを演じていた著名タレントさんの津軽三味線、タレントさんの特技集ということでやっていたのですが、もう手の動きが遅いので笑ってしまいました。年を取っているからかもともとそんな程度なのか。

そのタレントさんと比べると件の女性局員はそれはすばやく洗練されていました。そういやカキなんとかという旧桑名城の近くにあるスーパーのレジ打ちの人にも圧倒的に手の動作の速い方がいらっしゃいました。最近は見かけませんが、どうされているのでしょう。もっとも最近はレジのキーを打つことはぐっと減りバーコードリーダーの操作か、さらには電子マネーの普及でテクニックを磨く必要もなくなってきました。レジ袋も渡す必要もなくなりました。郵便局はまだ昭和をひきずっていますが、これも時間の問題でしょう。だんだん人間の能力が必要でなくなって来る世の中なんですねぇ。