バロック・リュートの初級者中級者向け曲集、イバリピ1と2が完成しました。イバリピは「イージー・バロック・リュート・ピーシズ」の略です。

表紙をめくると内表紙があり、さらにめくると1月24日のエントリーでご紹介した「前書きにかえて」のページです。
バロック・リュート初級者、中級者向けの曲集は世界的に見てもほとんど整備されておらず、初級者向けと銘打った曲集はあっても結構難しかったり何より曲がつまらなかったりします。そもそも曲数も不足しています。こうした状況が「いきなりバッハ」「いきなりヴァイス」「いきなりフレンチ」「いきなり通低」を生む土壌になっていることを憂えていましたが、私としても何とかしなくてはという思いに駆られ初級者中級者向けの曲集を作ろうと決めた次第です。
このために中央ヨーロッパの写本を中心にもう少し東の地域とフランス、フランドルの写本を含めて1000ページ以上(数えたわけではありませんが、多分。もっと多かったかも)も閲覧しました。もちろん楽器は持たずに、昨日のエントリー4)よろしくPDFをPageUpDownキーを押しながら繰っていくのです。楽器を持っていちいち弾いていたらとても時間的にも手間的にも持ちません。各曲集用候補曲を15から20曲ほど選んで初めて楽器で弾いてみます。ここはやはり実際に弾かないと初級者中級者が難しく感じるところが見えてきません。
この2冊の次はミバリピ1,ミバリピ2(ミディアム・バロック・リュート・ピーシズ)の2冊を順次刊行予定で曲の難易度はだんだん上がっていきます。各巻12曲所収で、既刊のバロック・リュート入門教本の第3部「名曲集」の12曲を入れると60曲になります。ミバリピ2の最後は象徴的な意味※も込めてヴァイスのファンタジーハ短調にする予定。この曲に至る前の59曲に必要な表現力、技術力をつければきちんとファンタジーを弾く素地は出来ているはずです。
表紙は極厚手の色紙、各ページは110kgの少し厚手の紙を使用しています。ご希望の方はshoji726lute@gmail.comまでメールを下さい。1冊1500円(税込み)+送料370円です。
※どうして象徴的かというとそれは「前書きにかえて」をお読み下さい。前書きにかえて

表紙をめくると内表紙があり、さらにめくると1月24日のエントリーでご紹介した「前書きにかえて」のページです。
バロック・リュート初級者、中級者向けの曲集は世界的に見てもほとんど整備されておらず、初級者向けと銘打った曲集はあっても結構難しかったり何より曲がつまらなかったりします。そもそも曲数も不足しています。こうした状況が「いきなりバッハ」「いきなりヴァイス」「いきなりフレンチ」「いきなり通低」を生む土壌になっていることを憂えていましたが、私としても何とかしなくてはという思いに駆られ初級者中級者向けの曲集を作ろうと決めた次第です。
このために中央ヨーロッパの写本を中心にもう少し東の地域とフランス、フランドルの写本を含めて1000ページ以上(数えたわけではありませんが、多分。もっと多かったかも)も閲覧しました。もちろん楽器は持たずに、昨日のエントリー4)よろしくPDFをPageUpDownキーを押しながら繰っていくのです。楽器を持っていちいち弾いていたらとても時間的にも手間的にも持ちません。各曲集用候補曲を15から20曲ほど選んで初めて楽器で弾いてみます。ここはやはり実際に弾かないと初級者中級者が難しく感じるところが見えてきません。
この2冊の次はミバリピ1,ミバリピ2(ミディアム・バロック・リュート・ピーシズ)の2冊を順次刊行予定で曲の難易度はだんだん上がっていきます。各巻12曲所収で、既刊のバロック・リュート入門教本の第3部「名曲集」の12曲を入れると60曲になります。ミバリピ2の最後は象徴的な意味※も込めてヴァイスのファンタジーハ短調にする予定。この曲に至る前の59曲に必要な表現力、技術力をつければきちんとファンタジーを弾く素地は出来ているはずです。
表紙は極厚手の色紙、各ページは110kgの少し厚手の紙を使用しています。ご希望の方はshoji726lute@gmail.comまでメールを下さい。1冊1500円(税込み)+送料370円です。
※どうして象徴的かというとそれは「前書きにかえて」をお読み下さい。前書きにかえて