リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

焦りました

2024年02月20日 16時15分47秒 | 音楽系

リサイタルに向けての練習を終えて、iPad Proの電源をサスペンドにして、翌日の練習のために充電器に接続しました。私が使っているiPad Proは第1世代と第2世代それぞれ1枚ずつで、接続はThunderboltケーブルです。これを接続すると軽くポンという音がなり接続したと言うことが確認できます。ところが第2世代の方からその音が聞こえません。

ケーブルを挿し直し、電源ボタンを押したのですが今度は電源が入りません。つい1分前には普通に動作していたのにどうしたことでしょう。電源の長押しをしてもリセットされません。

「iPod突然死」でぐぐってみましたら、実はリセットの方法が間違ってたことがわかりました。リセットは指紋認証を行う真ん中下のボタンと右上の電源ボタンの同時長押しでした。何か勘違いしていました。

第2世代のiPadにはリサイタルで使う楽譜が入っていて、いろいろ修正の書き込みがレイヤーとして保存されています。楽譜そのものはクラウド上にあるので、べつにそのiPodがなくても楽譜データがなくなってしまったということにはなりませんが、レイヤー情報はなくなるととても困ります。まぁ大体は記憶しているので再現はできませすがそのためにかなりの時間が取られてしまいます。

そんなことになったらえらいこっちゃ、と大いに焦りましたが、指紋認証ボタンと電源の長押しで難なくリセットできて一安心。PCのデータは必ずドロップボックスでバックアップされるのですが、iPadの楽譜閲覧アプリForScoreのレイヤー情報はそういやバックアップ体制は全くできていませんでした。これは盲点でした。システムが復帰して真っ先に行ったのは、iOSを最新にしてPCにバックアップを取ることでした。これで取りあえず安心です。仮に第2世代iPadが物理的に壊れても新しいのを買えばすぐに復活できます。新しいのは高いですが・・・あと紙に印刷もしておく予定です。やはり紙メディアは強くて信頼性が高い!

よく考えてみたら今のiPadで楽譜を見るという方法は始めてからもう6年近く経っています。第1世代の方はアップルの中古整備品で買ったのでもう少し古いです。電池くらいは替えておかないと行けないかも知れません。