長野県にカラマツブーム来る・・・・・その3

2007年11月14日 | 信州の木材
唐松の紅葉が美しい。日毎色を変えていく。信州の秋の風物詩だ。
あたりの山を見回せば、どの位長野の山が唐松の林なのかが、この季節一番わかる。

 森林税がいよいよ具体的となる。朝刊でその使い道を読みながら、本当にこれでいいのかと不安になる。

 昨日から考えているのは、すごい勢いで集荷を始めている合板工場だ。あの勢いで稼働するための集荷が本格的に始まるならば、現状の供給体制では対応ができないはずなのだ。とくに林道の整備もこの所進んでいない現状であれば、最終的には出せる所から出すということになりかねない。そして皆伐となるだろう。
その後の植林はするだろうか。もっと言うならば唐松の苗木がほとんど県内に無いということだ。

 かって「川上の唐松」という世界にも認められたブランドも、ここ10数年の間にお荷物となった唐松は植林されることが極端に少なくなり、その苗木も無いというのが現状なのである。

 山は広葉樹との複層林でと、よく「どんぐり」を取り上げて話題となるが、そんな方向に動いている。見たところはとても良いのだが、資源としての山としては複層林はやっかいなのだという。木材を伐り出す時に途中に広葉樹の林があると、機械での搬出ができないとのこと。唐松は50年以下から使えるが、広葉樹は100年以上しなければ資源とはならない。

 木材を海外から調達することが、どの位困難になっているか。・・・・いよいよ南米からです・・・・とは今日の問屋さんの言葉だ。
自国で生産するしかない時代なのだ。私たちは世界の人々の犠牲の上の生活は許されないだろう。

 だとすれば今の現実を認識して、その上で10年後、20年後を考えた林業を考えてほしい。
 県の森林整備事業が今までと同様の切捨て間伐だったとしたら、長野県の多くの製材工場は、材の奪い合いにより、操業が困難になるかもしれない。

 そして合板工場が長野県からの集荷を止めますということは、ロシア相手ではなきにしもあらずだ。その時に長野県の山を支えるものがなくなってしまうのではなかろうか。

 森林税がどう使われるか、注目したい。
                         依田 美恵子
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食洗機が故障・・・その原因は意外なところに。

2007年11月14日 | 住まいづくり
使い始めて2年になる、食洗機が4度目の不調を訴えた。調子が悪いというお客様はほとんどないのに、どうして我が家だけなのよと、かなり頭を悩ましていた。

 連絡するとすぐに来てはくれたが、もっともらしい原因を言ってくれたが、修理の人も本当はわからなかったらしい。だから今まで無料だった。

 もうこれは配管が細いというしかないというところまでいったらしい。ところが配管を替えても直らなかった。?????。

 結局どこかに減圧弁が付いているのでは?、と。ありました、ありました。
10数年前に太陽熱温水器を乗っけた時につけたものらしい。

 長いことこれが普通と思っていたことが、ここに原因があつたと納得。洗濯機が時間がかかるのはそういう仕様だと思っていたし、お湯の出が悪いのも。もちろん食銑機はごきげんになった。食洗機も使い始めると故障した途端に不自由を感じると母まで言う。

 今まで隣家が設備屋さんだったので、ずっとお願いしていたのだが、この頃会社の熊谷さんにお願いしていた。だからトータルで解かっていなかったせいだろう。


 義父も減圧弁が付いていたとは知らなかったというから、目に見えないものは難しい。やはりトータルで見てくれる人は必要なのだとあらためて感じた。

                        依田 美恵子

 
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