そばブームと本物のお出し・・北山商店さん

2009年02月05日 | 料理
 昨夜友人の北山ご夫妻と食事をした。北山さんは佐久市のかつお節屋さんである。地域の和食を扱う料理屋さんに、削りたてのかつお節をお届けしている。主婦でしかない私などは、いつも削りたてなんてレベルではないが、一流どころは週に2回というように配達しているらしい。

 マーケットに行けばすぐに手に入る品物と言ってしまえばそれまでだが、プロ用は品質が違う。かつお節のみならず、こんぶや煮干とその関連するものをとりあっかっておいでだ。煮干など主婦の私でも歴然とした違いがわかる。

 煮干の愛好家である私は、年がら年中「煮干・煮干」と彼女の元を訪れている。
その煮干も作今の漁業事情の影響を受けているようである。

 その彼女が年末に友人・知人のために、そば用のたれを作っているという。
「ねぇ、それ商売にしたらどう。無添加と本物を売り物にしたら、けっこういけるんじゃあないの」と提案したんだけどな。今団塊世代を中心にすごい「そば」フームである。私の周囲にもプロ並みと思える人が大勢いる、それも男性。

 何かの集まりが、「そば打ち」の話題で盛り上がる事も多い。

 美味しい「そば」とおいしい「たれ」はセットではないか。その当り向けにいいのではないかと思うのだけど。

 「乾そば」だって「うまいたれ」なら、おいしくいただけるというものだ。

「商売が下手だって言われているのよ」なんて言っていたけれど、「ほんもの」を売りに出して欲しいわ。

 ちなみに、かつお節に昆布・煮干の詰め合わせをご贈答に使わせていただいているがとても好評である。

 お手抜き主婦である私は、調味料だけは本物にこだわる。人間の体は食べた物でできているのだから。
                           依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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