壊れると高い・・・大事に使って。

2009年02月21日 | 住まいづくり
 住宅の設備機器は長い間には当然修理を必要とすることが起きる。当社の設備担当で直せる箇所だといいが、メーカーにはブラックスボックスというものがある。メーカーでなければ直せないということだ。当然メーカーの指定業者がやってくる。

 当然、出張料・技術料が部品代の他につく。お客様にしてみれば、たった何分しかかからなかったのにという思いが必ずするはずだ。・・・・私だってメーカーからあがってくる請求書を見る度に、これを受け取るお客様のびっくりさを思い心が重い。まだ直ればいいけど。

 人が動くということが高く付くと言う事なのだけど。

 長いことこの業界に身を置いてみて、住宅機器のメーカーのメンテナンスサービスに差があることに気がつく。
 先日も、建ててもらった工務店さんが廃業してしまってと、修理の依頼があった。メーカー名を聞けば、あーあのメーカーねと納得してしまう。ろくろく見てもくれなくて交換を勧められたというお話を電話のやり取りの中でうかがった。
 
 当社の熊谷さんがみたが、結局、メーカーでなければわからないということになった。別のメーカー担当者が見たが、最終的には、交換でなければだめな状態のようである。

 最初にメーカーに直接修理を依頼した際、お客様が不信感をもたれてしまう対応があったのだろう。

 毎日使う設備は修理をする必要が出てくる可能性が大である。だから、お客様にお勧めする場合メンテのいいメーカーのものを提案するようにしている。

 リコールの放映をたくさんやっている会社がメンテがいいというわけではないという不思議もある。

 同じ箇所が何度も壊れても、自社の製品が悪いわけではないと言い張られても、お客様は納得なされるわけがない。

 もっと丈夫に造れないかしらと思うけど、早く壊れて交換させるような技術が進んでいるのかとかんぐりたくなることもありますよね。
 家1軒の時には思いいたらないけど、単品で買うと高いと思うものいっぱいですもの。
 今日も玄関のシリンダー交換の見積を作成しながら・・・・しっかりそう思いましたよ。・・・・壊れると高い、大事に使ってくださいね。
                  依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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