やっぱり家は住みごこちが一番

2009年02月17日 | 住まいづくり
 法人会の研修旅行で伊豆半島に。3月下旬だ4月の陽気と聞いてはいたが、佐久の4月の陽気とは全然違うことまでにはの判断を誤った。出掛けに春服も突っ込んだけど、所詮は冬モード。・・・・ああ暑かった。

 窓辺から露地を見たって、佐久の5月の様子ではないか。暖房の灯油代なんて悩まぬ地域があることをうらやましく思う。

 当社の会長の自宅はいかにも材木屋という外部に十分木を使った和風の家である。もう築20年以上になったが、最近こそ少なくなったが、いまだにお家を見せてくださいと言われる。・・・日本人の郷愁がそこにあるだろうな。

 建てた本人が言うには、「3年早すぎた」ということである。この3年というのは、当社が高気密高断熱に出会うのが、その3年後だったからである。この3年というのはとってもあきらめきれない微妙な月日らしい。

 北海道に次ぐ寒い地であるここにおいて、温度差のない家がどの位羨望のまととなるか。知らないならともかく、日々毎日、その感動を知る立場にいるのだから。

 床暖房にストーブにと確かに暖かくはしているが、一歩廊下にでるとヒートショックを起こしそう。そしてこの暖かさが問題なのだ、部屋の中で温度差があるから
20度では満足が出来ない、入った瞬間「うわー暑い」という不愉快さだ。
 さらに燃費を言えば・・・・息子はここでは暮せないって言うだろうなって想像しちゃう。

 やっぱり家は住みごこちが一番。

 「この冬は暖かい」という私に、「この冬は寒い」という母。この頃とみに感じるのは年齢によって、寒さ暑さの感じ方が違うという事だ。基礎代謝によるところが大きいともいえる。母に「母ちゃんは毎日暖かいとこにいるからだよ」と言われると返す言葉がないのよね。「本当にごめんね」・・・事務所は実に快適なのだ。
 
 当社が高気密高断熱の家を建てさせていただいて、もう19年も経つのに、巷にはまだ「住みごこち」に縁のない家が新築されている。・・・・みんな知らないんだ。

  依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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