少し前から山林を買いたいというメールが入るようになった。ひょっとして宗教かなあーと気をまわしてそっとしていた。
それが案外、資源問題に関係しているのではないかと最近思い始めた。少なくとも1年前まで、山林に投資をするなんて、現実としては考えられなかった。
1人1000万円というレベルではないお金を、どこへ持っていっていいか悩む方も大勢いるのだろう。
油や穀物をはじめ多くの資源が、不況経済の元急に下落した。それでもアメリカの金融工学の恐ろしさに目覚めた人々は、資源に手をだすのだろう。この頃金、プラチナを買います広告なんてその良い例ではないか。山の木は年々大きくなる。
山林買いますも、かってのバブル時代の原野商法にならないことを祈る。そうでなくても、今は不在地主のために、間伐もおもうにまかせない状態なのだから。
今月15日に氏子の山のひのきの枝払いのボランティア募集があった。父が氏子の総代をしていた20年前に植林をしたものだという。年に100万づつ5年間下草を刈るのにかけたという。だから参加してみてみたいと夕食の席で我が子を慈しむような口調で話し始めた。50肩の夫はだめだから、息子に声をかけようかと思っていた私は、父の「俺でも枝払いはできるよ」と言う言葉に、その気持ちを感じた。
ボランティアに参加したいと、足慣らしを始めた父が膝を痛めた。母が「急にするから・・・・」となだめた。春になれば、脚立の登り降りをする父だが、この冬眠時期・・・さすがに急は無理だったようだ。・・・私でもと一応は思ったが、あいにくその日は「稲取」に研修旅行。・・・・でも1度は見ておきたいと思う。次の機会は逃すまい。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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