薪ストーブのただの薪手に入りますか。

2010年04月20日 | 住まいづくり
 昨日もお見えになった。薪ストーブに使われる薪を求められる方が。もちろん有料ではないものである。製材工場を稼動させていた一昨年までは、たくさんの燃える木片が出たので、「ご自由にどうぞ」と道路沿いの一角に置いていた。

 灯油の高騰と薪ストーブが増えたことにより「今度はいつですか?」なんて電話もしばしばいただいていたが、持っていくとその日のうちになくなってしまう位の需要があった。

 見たらすぐ積める様に、トランクにダンボールの箱を積んでいますという方におあいしたことがある。

 昨日の方も「この頃ないから・・・・」と尋ねてこられた。やっぱり薪ストーブだという。

 確かに1束400~500円もする薪を1日に何束燃やすかは、家の性能とストーブの性能にもよるだろうが、灯油より高くなることは確実である。

 暫く前までは、アウトドアを楽しみとしてご自分で薪をつくられる程度には、ただの木が存在したのであるが、この頃は実に薪ストーブブームであるので、手にはいりにくくなっているのが本当のところかもしれない。

 今年に入って唐松の薪ストーブを自宅の在来部分に入れた社長。しっかり薪づくりに目覚めたのである。古家の解体の木材を3台もいただいて、時間が出来ると薪づくりに余念がない。これは充分乾いているから、即燃せるらしい。

 普通1年間位寝かせる物らしい。だから皆さん薪小屋なるものを作ってストックしているのはそのせいらしい。それに・・・・ストックがないと不安らしい。

 最近当社のお客様もストーブを入れられる方も多い・・・・・せめてそのお客様の分ぐらいは原木を確保したいと思っているらしい。本音を言えばきっと疲れたに違いない・・・・みんなで薪作りすれば楽しいんじゃんと思ったのだと・・・・私は深く推測しているんだなー。

 ここにきて山の事情も変わってきているから。

 先日お客様が「山が欲しい」とおっしゃる。自分の山から薪を出したいのだと。思わず「我が家の山から出してください」と言っちゃいましたが・・・・もう本格的なのか、薪が手に入りにくいのか・・・・。

                       依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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コメント (2)
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