農業を続けるのも大変な時代です。

2010年07月05日 | 家事のこと
お隣のチクマ農園さんから「サクランボ」が採れましたといただきました。「先日の雹、大丈夫でしたか?」とこの間から気になっていたことをお聞きしました。やっぱり降ればそれなりの被害にはなるのですね。

 チクマ農園さんりんごだけではなく、サクランボからプルーンまで多角的な経営をなされています。いつもりんごの木ばかり会社の窓から見ていますが、ある時2階の窓から覗きましたら、リンゴ畑の反対側は住宅がいっぱいでした。

 周囲に植林をしたり網を張って、消毒液が飛ばないように気を使われています。

 日曜日、空模様を見ていた父が消毒に出かけていきました。まもなく電話が入りました。一瞬の沈黙の後、父の不在確認の後「消毒の音がうるさくて眠れない」と苦情をいただきました。ハッとして時計をみれば9時半。いつもも日曜日に消毒をしてと言われたのですが、
わたしとしては「ご迷惑をおかけしています」とお詫びするしかなくて・・・・。

 畑の隣地が分譲になるお話をいただいた時、「消毒があることは、買われる方にお話して欲しい」とお願いしてあったのですが。

 サラリーマンでない父がいつも日曜日をためて消毒をしていることもなく、この梅雨時期だけは、天気優先になってしまったのですが、分譲地を購入された皆さんの働き方も多様化してきているということなのでしょうね。

 農業を続けるのも大変な時代なのだと思いました。我が家は10分かそこらの消毒と思っても、周囲は皆農地ですから、それぞれが消毒をするし、草刈りもするしですもの。

 嫁いだ頃は桃の生産地としての最盛の頃だったから、消毒の朝は5時から地域一帯に威勢のいい「行進曲」が流れていました。夢うつつで聞きながら「今日は消毒の日なんだ」と知る私でしたが、ある日農協に「あんなに音楽を流さなければ消毒はできないものか」とごもっともな電話が入り、ようやく静かな朝となりました。

 消毒がなぜ早朝なのかは、風がない内になのだそうです。私も嫁いで知りましたね。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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