長野の観光のポテンシャル

2010年07月13日 | 読書
星野佳路氏の講演は本題に入った。観光立国における長野県という演題だから、その道の聴衆も多いみたいである。

 観光白書によると国民1人当たりの観光に使うお金は伸びてはいないけど安定しているのだという。バブルの崩壊後も、リーマンショツクの後も実際落ちていないという。

 日本の観光需要は特定の日に集中していて、その日が年間100日。

 海外に1600万人出るけれども、不況になると海外組が国内にかえってくるのだという。

 その国内市場は20.5兆円・・・・ちなみに自動車産業は49.5兆円  2008年度

 観光はキャンペーンをやっても収益が増えない所が問題点であるのだという。100日の黒字と265日の赤字が一番の問題・・・・・だから最近地域による休日の変更の話が出るんだね。

 日本の国際旅行収支は赤字・・・外に出て行く人1600万人、来る人800万人。
しかし今後10年で入国する人が増えてきて外貨を獲得できるようになるという。

 そうですよね・・・・もうこの頃その兆しがいっぱいですね。
今までG8の国の一部の人が旅行していたのが、海外旅行する国がどんどん増えて10億人の時代に入っているけれど、今後10年でそれが16億人になるという。中国・インドの人が増えてくるという。

 フランスは6000万人の国で8000万人の入国、続いてスペイン・アメリカ・中国と続いて日本は28位である。

 観光大国の条件は、国の認知度・アクセス・治安であるという。何が足りない?

 松本空港は日本航空が撤退したけど、日本中に出来すぎたと思われる空港の問題点は成田・羽田に飛べないことだという。キャパが足りないという。

 首都圏の空港のキャパを増やすのがいいと。

 さらに徹底的なオープンスカイの推進して、ローコストキャリア(座席数)を増やすこと。今世界のローコストキャリアは22%。ローコストキャリアとは30%の運賃なんだとか。

 長野県になかなか進みませんね。
 長野の観光のポテンシャル№3
① スキー産業の潜在能力
② 農産物のプランディング
③ 地域文化の原点に進化

 長野のスキーの歴史は100年、中国はこれからスキーが始まるところ。2007年で280施設、スキー人口は800万人と言われている。中国のスキー場は大半は人口雪である。2015年にはスキー人口は2500万人になると予測されていて、2015年の日本へスキー渡航予測は41万4千人だという。
 
 ②と③は時間切れで今日書いていられません。

 最後に「本気でたたかうという意識が必要」と

もう千歳空港は国際ターミナルを作って中国のお客を集客しているという・・・・長野は?
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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