リタイアした年代がお金を使わない。

2012年09月13日 | 日々のこと
夕食後、明日の料理を作りながら、聞くこともなしに聞いていたNHKの「クローズアップ現代」「日本の富裕層ビジネスのいま!」だった。

 昼間来社したお客様と、リタイアした年代がお金を使わないという話で盛り上がったのだった。

 使いたくても使えないという人も多いだろうが、漠然とした将来への不安が消費不振の原因なのは間違いがない。

 結婚した次世代との同居もなしは、年金生活になっても自分で自分を養わなければならないし、まして結婚していない子供や、安定した職につけない子がいたとしたら、サイフの紐は固くなるばかりかもしれない。

 退職の時期を迎えている自分の友人たちを見ても、誠に堅実であると思う。

 そうでなくても人口は減少だし、働きにきていた外国の人の消費だってバカにはならなかったのに。

 団塊世代が退職する時期になったら、消費が増えると大々的に予想していたのは10年も前だったけど、その予想が当たったなんて思う人はいまい。

 自分の年金が自分のものでないと知った日、私もこけた。だれもがそんな思いをした日があったに違いない。

 しかし自分の為には使わないけれど、孫子のために使っているのではないかしら。振込み詐欺のニュースを聞くにつれ、人とはそういうものだと妙に腑に落ちる。

 先日嵐山光三郎さんが、シニアはお金を使わなくてはいけない、とラジオで話していた。前後を聞いたわけではないが、そのフレーズに、心から拍手をした。

 人頼みでは景気は良くならない!!

 使える人は使おう・・・・それが巡りめぐって若人の職に繫がるかもしれない、そう信じて・・・・・。

 シンプルライフを目指しているいる身には矛盾のようだけれど、大丈夫お金はどんどん使っているから(笑)好むと好まざるにかかわらず。
                          依田美恵子

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