ヒヤシンス・ブルーの少女を見たくてオランダへ

2020年07月01日 | 読書

ここしばらく「天冥の標」に集中していました。

しかし300年後の世界・・・・作者の創造の世界です。

これが平和とは言えず、相変わらず戦争だったりします。

こういう可能性もありかなと思いつつ、内容に少々疲れ気味(笑)

おまけに登場者が全部カタカナ・・・それも長いのね・・・その対人関係を把握するだけでも精一杯。

なんたって夜中に休み休みに読んでいるからね。

先日エッセーの会のお一人の題材が「ヒヤシンス・ブルーの少女」スーザン・ヴリーランド著 長野きよみ訳だった。

彼女はこれを読んで、この本に書かれている画家ェルメールのの作品を見たいと、突然思い立ったという。

どうしても見たいと。

すぐにオランダに向かったという。

彼女がそんな衝動に駆られた本を私の1000冊の読書の1冊にと貸してくれたのでした。

それが気になって、とうとう「天冥の標」を中断することにしました。

彼女はその後も国内で開催されたエルメールの作品がある展覧会にはすべて足を運び、すっかり追っかけになっています。

エルメールの残されている作品は数が少ないのだそうです。

30とか35とか。1600年代の方です。

彼女が展覧会で求めた複製画を何枚も携えてきてくれました。

その1枚「ヒャシンス・ブルーの少女」を見た時、「どこかでこの絵を見たような・・・・」と私。

いやそんなことはありえません。

ただエジプトの何とか妃の横顔の絵が連想されたのかもしれなません。

本物はともかく複製画でも、彼女の惚れ込みようが察しられました。

国内の展覧会で1枚の絵の前に1時間も佇んでいたのだとか、ご主人が「もう1時間もだから・・・・」と声を掛けられたそうです。

佇むほうもすごいけど、それを待っているご主人も凄いわ(笑)

私もこの本を読んだら実物を見たい・・・・となるでしょうか。

彼女は50代半ばで飛んで行ったようですが、今の私にそんな元気、というよりコロナだわね。

夢を見させてくれるでしょうか。

今年になってから初めてのつるし雛教室が始まり、昨年の暮仕上げられなかった干支の「ねずみ」の目と髭が付き完成しました。

次に飾るのは12年後ですから、しばらく玄関に飾ることにしました。

さらに「お節」のお赤飯に載せる「南天の赤い実と葉」です。葉は簡単にできたのですが、この赤い実が小さいだけに難しい。

これは経験を重ねるしかないだろうと、材料を買いに行きました。課題の3倍も作れば多少メガネに適うものもできるかもと。

さらに木目込みの「花嫁さん」の大作が始まりました。

次の教室までに出来るとこまで。

教室が月に2回が1回に、時間もいつもの半分になってしまいましたので、自宅で頑張れるとこは頑張らないと。

もう次になにをするか・・・・相談が始まっているのですもの。

だから作業部屋の前を通る度に、入って行きたい気持ちとエルメールの間で揺れ動くのです。

 

きゅうりが採れ始めました。

この時期を逃さず、甘くないピクルスを漬け始めました。

保存ビン2本、3日がかりで漬けます。

ちーちゃんによると、これは売り出してもいいお味なのだそうですよ。

レシピまたアップしますね。

それではまた。

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