私たちを失望させないでください。

2021年02月07日 | 日々のこと

森さんの話、残念ですね。

本音だけに、がっかりしました。

1950年生まれの私は、子供時代男女同権の言葉を信じていました。

まあー、多少ありましたけど。

長が男子で、副が女子など。

それでも学生時代はよかったのに、社会にでてガラスの天井に会いました。

親世代は、昔のまんまですものね。

森さんは、私たちの親世代と私たちのちょうど真ん中。男女同権をお勉強しなかった世代なんでしょうね。

国家資格を要する会に入って、ハイ女性部という、男性から見れば逆差別という待遇ですね。

でも同じ年会費払っていますのに、役員の選出は女性部から2名という慣習でした。

若い日々は、実力もないから、そんなものかと思っていましたが、おかしいですよね。

女性役員の選出には、怖い物には触れないとばかりに、常に年長者が選ばれていました。

まあー、下が30代、40代の内は良いけれど、いつまでも若くないですね。

それで、女簪はいりません、女性部は返上しますので、1人前に扱ってください、となりました。

10年ちょっと前でしょうか。

今、トップは女性になっています。

森さんの話は、50年前を思い出させました。

我が国の女性の進出が遅れているのは、環境だけではなく、森さんと同じ感覚の方がまだ大勢いるからなのかもしれません。

恥ずかしいですね。

オリンピックを開催するのに必要だから、辞任しないのか、させられないのか分かりませんが、これをうやむやにすることは、私たち女性に対して侮辱だと思います。

簡単に考えておられるなら、すべての女性を敵に回すかもしれません。

会議が長くなる、という言葉は、オリンピック関係だけのことに収まりません。

今後、すべての会議で女性は発言する際に、この言葉を意識せずにはいられなくなるでしょう。

凄い後退ではないですか。

あまりに偉くて、だれも物申せないのでしょうか。

桜にはじまり、お金をもらった話も、選挙でお金をバラまいた話も・・・まだいっぱいありますね。

権力を握ると、庶民とは別の人間になってしまうのですね。

私たちを失望させないでください。

お読みいただきありがとうございました。

中島木材のホームページは こちら
 ブログランキングに参加しています。お帰りにポチッとしていただけるとうれしいです

 

にほんブログ村

にほんブログ村にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする