森さんの話、残念ですね。
本音だけに、がっかりしました。
1950年生まれの私は、子供時代男女同権の言葉を信じていました。
まあー、多少ありましたけど。
長が男子で、副が女子など。
それでも学生時代はよかったのに、社会にでてガラスの天井に会いました。
親世代は、昔のまんまですものね。
森さんは、私たちの親世代と私たちのちょうど真ん中。男女同権をお勉強しなかった世代なんでしょうね。
国家資格を要する会に入って、ハイ女性部という、男性から見れば逆差別という待遇ですね。
でも同じ年会費払っていますのに、役員の選出は女性部から2名という慣習でした。
若い日々は、実力もないから、そんなものかと思っていましたが、おかしいですよね。
女性役員の選出には、怖い物には触れないとばかりに、常に年長者が選ばれていました。
まあー、下が30代、40代の内は良いけれど、いつまでも若くないですね。
それで、女簪はいりません、女性部は返上しますので、1人前に扱ってください、となりました。
10年ちょっと前でしょうか。
今、トップは女性になっています。
森さんの話は、50年前を思い出させました。
我が国の女性の進出が遅れているのは、環境だけではなく、森さんと同じ感覚の方がまだ大勢いるからなのかもしれません。
恥ずかしいですね。
オリンピックを開催するのに必要だから、辞任しないのか、させられないのか分かりませんが、これをうやむやにすることは、私たち女性に対して侮辱だと思います。
簡単に考えておられるなら、すべての女性を敵に回すかもしれません。
会議が長くなる、という言葉は、オリンピック関係だけのことに収まりません。
今後、すべての会議で女性は発言する際に、この言葉を意識せずにはいられなくなるでしょう。
凄い後退ではないですか。
あまりに偉くて、だれも物申せないのでしょうか。
桜にはじまり、お金をもらった話も、選挙でお金をバラまいた話も・・・まだいっぱいありますね。
権力を握ると、庶民とは別の人間になってしまうのですね。
私たちを失望させないでください。
お読みいただきありがとうございました。
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