しばらく前、太陽光発電の20年の買取期間が満了したら、撤去しますというという確約の書類をネツトで提出しました(させられました)。
2011年の福島の原発事故で、原発のない日本のためにと、ちょうど退職を迎えた夫と共にお互いの退職金を突っ込んで設置しました。
設置から10年近くです。
いろいろありましたね。
国の太陽光発電の方針も変わってきて、梯子を外されたという思いをしてきました、そこへさらに撤去ですからね。
買取期間満了の方に向け蓄電池の営業が猛攻。
お客様からどうしたらいいのとご相談があって、2年ほど前に、太陽光発電の業者と同行したことがありました。
お客様は10キロワット以上ですから、買取はあと10年ありますと説明して、蓄電池の営業から救いました・・・・・契約寸前のところで。
その時、同行した太陽光発電の業者が、あと10年も経てば、もっと簡単な設備ができるでしょう、と話しました。
あー、アンテナの高い業界では、もうそれが視野に入っているのだと感心しました。
その言葉を聞いて、私は期間満了したら撤去も仕方がないことだと納得したのです。
撤去を義務付けなければ、放置されたままのものがいっぱいになるでしょう。
技術の進歩はすごい。
4日前の信濃毎日新聞の斜面に書かれていました。「ペロブスカイト太陽電池」です。
以下引用。
開発したのは、桐蔭横浜大特任教授の宮坂力さん。
2006年に実験を始め、光を電気に変えることには成功するが、変換率がなかなか高まらない。
それでも成果を公表するうちに海外のチームが参入して一気に進展した。
今では一般に普及するシリコン素材と同じ程度にの変換率を達成し、脱炭素に欠かせない技術として注目される。
ペロブスカイトの原料は鉛とヨウ素で国内の調達が可能。ビルの壁や窓ガラス、車体に設置できる。
狭い国土でも自力でエネルギーが確保できる「夢の技術」と言っていい。
政府が先日、40年度の導入目標を明確にした。実用化を急ぎ、再エネ拡大の切り札にしたい考えだ。中国はすでに量産体制を整えつつある。
以上引用終わり。
これが
これが大量生産できる体制になれば、現在の太陽光は無用の長物となろう。
費用もかなり安くできるのではないかと期待する。
それでもねえ、今朝のニュースで買取価格が高いから、電気料が高くなっているから、見直しというようなのが流れてきたような。
後ろ向きに聞いていたから、よく分からないけれど・・・・・また梯子をはずされるみたい。
この国の脱原発の電気を何とかしたいと投資した、ささやかな庶民の思いを踏みにじらないでほしいわ(笑)
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