今週の1冊は桜井卓馬氏の「1500万円馬券負債から復活した男の馬券術」(リフレ出版)。
ネットで調べると桜井氏の著作は4冊。それも2002年、2003年に集中しており、これ以降の出版は探せない。これは編集の問題だが、タイトル的には売れる本のセンスが不足している。リフレ出版ということもあり、どれだけの本が世にでたのかも疑問である。
この本は古本で購入したもので、内容はいち競馬ファン(馬券ファン)が、予想会社、競馬新聞社、予想会社を経て、そこで垣間見た予想会社の実態と、自分の馬券(当時の予想会社)購入法を書いた書籍となっている。
最終的には「ハードヒットデータバンク」なる予想会社の宣伝となるのだが、馬券術と銘打っているところは適切だろう。
1.馬券予想会社に入会しないこと
2.競馬新聞はあてにならない
3.厩舎関係者もあてにならない
基本、馬券情報なるものはあてにならないということなのだが、それでいて自分の会社はまともですというのは矛盾するところである。
馬券術という点でいえば、
負け組は1日ひと鞍、自分が1日で使う金額をすべてを単勝馬券に投じる。
これは実践してみるべきである。
それでも負け組は、外れると取り返そうと思い、また買ってしまう。
次がないという点では、最終レースの単勝だけを買う、というのは馬券トレーニングにはいいかもしれない。
馬券適正がない人間は、ルールを決めて矯正していくしかない。
【鳴尾記念】
昨年の2着馬、⑧ショウナンマイテイを本命。
今日の目標金額は2000円と設定しましょうか。
単勝オッズが3倍ですから、1000円を投資すると純利益2000円となるので、これを買ってみます。
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