Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

鳥インフルエンザは?

2007年09月17日 | バリ
 バリに行こうと思うのだけれど、鳥インフルエンザが怖いという観光客は少なくないらしい。バリの観光客数に影響が出ていることをニュースは伝えている。
 私がバリに着いた約1ヶ月前、バリ西部で鳥インフルエンザの患者が出て、数日後には中部・・・といったように数人の患者が出てデンパサールの隔離病棟に収容されていることはニュースや新聞でも詳しく報道されていた。
 ここ10日ばかりは、そうしたニュースはない。そしてテレビ、新聞では州の広報が繰り返し積極的に行われるようになった。病気になった鳥や死んだ鳥にはさわらないこと、すぐに村長に届け出ること、鳥に近づいたあと熱などの症状が出たらすぐに診療所にいくこと、タミフルが無料でもらえることなど。また鶏肉の調理の方法までもがテレビで行われている。これは鶏肉を食べない人々が増えたことが影響しているのかもしれない。そんな広報のせいか、私の調査している村の人々もその病気の恐ろしさや観光に与える影響などを実感するようになってきた。
 私は専門家ではないので、安全かそうでないかについて言える立場にはない。しかしひとついえることは、インドネシア政府も、バリの人々も積極的に対策に取り組んでいることだけは私に伝わってくる。あとは、バリへ行こうと考えている人々の判断次第である。