Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

銀天街商店街でワヤン上演

2010年03月16日 | 那覇、沖縄

 今、沖縄では県が主催している音楽祭musixが開かれています。約1ヶ月にわたり開催されている音楽祭で、県が主催しているポピュラー音楽がメインの音楽祭。もっとも、ポピュラー音楽ばかりではなく、沖縄とのかかわりから、沖縄伝統芸能のほか、アジアや沖縄の伝統音楽に関するユニークなイベントも盛りだくさんです。 不思議とクラシック音楽がないというのも特徴です。
 このイベントは那覇市だけではなく沖縄市でも開催されていて、私、沖縄音楽の軌跡 第一夜「アジア伝統音楽の夕べ」というコンサートにくっついたイベント「バリ島のワヤンのワークショップと上演」に出演します(コンサートの方にもガムラングループのメンバーとして出演します)。「アジア伝統音楽の夕べ」のチラシの下の方にちっちゃく書いてあるでしょう?無料イベントです。上演する場所は沖縄市のコザ十字路そばの「銀天街商店街」。屋根つきの商店街の通路で上演することになっています。たぶん商店街の道路を通行止めにしちゃうのでしょう。
 銀天街商店街は、今やシャッター商店街だそうです。コザ十字路やパークアベニュー周辺の商店街は活性化のさまざまな試みが行われているとはいえ、決して今や「繁栄した商店街」とはいえないのが現実。そうした中で、商店街の復興のためのさまざまな取り組み、イベントが行われているのです。このワヤンもそうした活動をしてくれているたくさんの方々や、沖縄市、沖縄県の協力で行われます。
 お時間のある方は、ぜひ、ワヤンを観にいらしてください。今回の演目はマハバラタ物語から「アルジュナの瞑想」。沖縄では初めての演目です。上演は1時間とちょっとくらいだと思います。