11時55分に那覇を出て、台北に到着したのが、台湾の時間で12時30頃。次のインドネシアへ向かうフライトは8時過ぎなので、この空港でのトランジット時間はなんと約8時間である。こんな長い間、空港で次の飛行機を待つ経験は初めてなので、台湾に詳しい卒業生に空港での時間のつぶし方を聞いてみたが、やはりそれほど極楽時間を過ごす場所はなさそうである。
どうするかと悩んで、昨日、自分が利用するチャイナエアーラインのHPを調べていたら、自分にはこの年末に失効するマイレージポイントが7500マイルもあることが発覚した。もったいないが、使い道がないので仕方がないとあきらめかけたとき、エコノミークラスの乗客でも5000マイルでラウンジが利用できるという案内を見つけたのだった。素晴らしい大発見である。ただし特典航空券などの情報と違って、詳細は何も書かれていないのだ。出発する沖縄の空港カウンターで聞いても詳細はわからず、あとは台北の空港で当たって砕けろ！である。
ということで、エコノミー席利用で、見かけも「エコノミー」な私は、高級そうに見える台北のラウンジに堂々と入り、受付で5000マイルでラウンジが使用できるのだろうか？と聞いてみると、やっぱり「できた」のである。どうせ、あと10日で消えてなくなるマイルならば、こういうところでパッと使わなければもったいない。
そのおかげで、私はガラガラのラウンジで、数種類の点心をたらふく食べ、その場でゆがいてくれる麺類を数種類たいらげ、お菓子、コーヒーと飲みながらしっかり仕事をして、何の不自由なく、誰にも邪魔されずに8時間を空港で過ごすことができたのである。やはり、たまに乗る航空会社もちゃんとマイルをためるべきである。（12月20日に記す）