Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

タンカン狩り

2011年01月31日 | 家・わたくしごと

 人生二回目の「果物狩り」をした。沖縄のタンカンとよばれるミカン狩りである。タンカンとは、ポンカンとオレンジをかけ合わせた沖縄のミカンである。数日前になんとなく「行ってみよう」ということで、実に久しぶりに家族でお出かけをしたのであった。ちなみに一回目の果物狩りは、子どもの時に行った久能山のいちご狩りだった。まだイチゴがそれほど甘くない時代なので練乳をつけて食べるのだが、ほんの少ししか練乳がないので、好きなだけ食べていいよ、と言われても練乳がなくなった後のイチゴを食べるのは、苦行だった思い出がある。
 今回のタンカン狩りであるが、まさにタンカンは今が旬。入園料金は250円で好きなだけ食べられて、持ち帰り分は一キロ250円。楽しめて安い!ちなみにタンカンの木には、たわわとミカンが実っているのだが、木によって少しずつ味が異なるので、まず食べてみて、気に入ったらその木のタンカンをいくつか採り、更に次のタンカンの木を探す。宝探しのようである。
 子どものようにはしゃいで、タンカンを食べまくり、たくさん採って車に戻る。しかし問題発生!タンカンの食べすぎである。だいたい短時間で10数個のタンカンなんて食べたことがない。スーパーで買ってもこの時期は、5つで300円くらいだもの。でも、これは貧乏性から食べたわけではなく、あくまでも「タンカン狩り」のための味のチェックのための試食である。その後、ぼくは食堂で分別なく「みそ汁定食」を食べた結果、お腹が撃沈したのであった。