Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

夕日に輝く太陽の塔

2011年01月11日 | 
 太陽の塔を見るたびに、ぼくは研究意欲を強く感じるのだ。不思議なもので、この太陽の塔が見える研究室で大学院生活を送ったせいもあるだろうが、とにかく岡本太郎の作品から力を与えられるのである。
 夕方、万博記念公園を歩くと、西日で太陽の塔の半分が輝いている。冬のこの時期に見れる光景。寒々とした人気のないひっそりとした公演の中の太陽の塔が、今日一番の微笑みを浮かべる時間だ。10数年前、ぼくは何度かこんな光景を目にして感激したものだ。
 時が経つのは本当に早いもの。でも、今もぼくはそんな太陽の塔からたくさんのエネルギーをもらって、家に帰る。昔は東京だったのだけれど、今は沖縄……。さよなら、と心で呟く。