結局、滞在中に書いたブログは一件だけで、もう帰国してしまった。3泊の会議出張だからブログを書く時間も、正直、最後は疲れてその気力もなかったというのが正直なところである。
インドネシア風景には慣れているのだが、マレーシアは言葉こそ同じマレー系の言語であるにせよ、街の見かけはやはり違う。マレー系、中華系、インド系という異なる民族により構成されているというところで、風景、音、香りと変わってくるものだ。大都市であるクアラルンプールとジャカルタを比べれば一目瞭然である。当たり前だがこぎれいなシンガポールをよりディープにした感じか。
インドネシアで漢字の看板が許されたのはスハルト政権崩壊後だから、まだ10年ちょっとであるが、マレーシアでは漢字表記はふつうだし、マレー系、インド系、中華系が一見すれば「なかよく」共存しているように見える。しかし、実はそうでもないのだ。マレーシアの国家的なイスラム化や、マレー民族優遇は、さまざまなところで姿をのぞかせる。そうした現場を訪れるたびに複雑な気持ちになる。
それにしても、今回の出張でこたえたのは日本とマレーシアの温度差か。これまでそれほど感じたことがなかったのだが、特に日本に帰国してから体内体温計が狂ってしまっている。火曜日からインドネシア出張なのだが、さて僕の体内時計はどうなっちゃうんだろうか?
インドネシア風景には慣れているのだが、マレーシアは言葉こそ同じマレー系の言語であるにせよ、街の見かけはやはり違う。マレー系、中華系、インド系という異なる民族により構成されているというところで、風景、音、香りと変わってくるものだ。大都市であるクアラルンプールとジャカルタを比べれば一目瞭然である。当たり前だがこぎれいなシンガポールをよりディープにした感じか。
インドネシアで漢字の看板が許されたのはスハルト政権崩壊後だから、まだ10年ちょっとであるが、マレーシアでは漢字表記はふつうだし、マレー系、インド系、中華系が一見すれば「なかよく」共存しているように見える。しかし、実はそうでもないのだ。マレーシアの国家的なイスラム化や、マレー民族優遇は、さまざまなところで姿をのぞかせる。そうした現場を訪れるたびに複雑な気持ちになる。
それにしても、今回の出張でこたえたのは日本とマレーシアの温度差か。これまでそれほど感じたことがなかったのだが、特に日本に帰国してから体内体温計が狂ってしまっている。火曜日からインドネシア出張なのだが、さて僕の体内時計はどうなっちゃうんだろうか?