Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

クアラルンプール出張(5)

2014年12月22日 | 
 最終日、会議が終わりホテルに戻ってから4時間程度の自由時間がとれた。そこで行きたかったイスラム・アート・ミュージアムにモノレールと電車を乗り継いで一人で行ってみることにした。イスラムに特別興味があるというわけではないのだが、その芸術には魅了されるものがある。とくに不思議なアラベスク模様などは結構お気に入りだ。モノレールも電車も乗るのは初めてだが、だいたい現地の人がどうやって買っているのか眺めてから購入。どちらもとても乗り心地がいい。
 写真はミュージアムの正面から撮影したもの。大モスクに隣接されたミュージアムは、やはり期待を裏切らなかった。世界中のモスクの形態の多様性から始まり(特に中国のモスクはまるで中国寺院だった)、金属工芸、織物、武器、タイルなどなど、さまざまなイスラムアートがゆったりと見れるように展示されている。建物も、まるでモスクの中にいるような作りになっている。さすがである。
 このミュージアム、驚いたのはミュージアムショップの充実ぶりだ。もちろん素敵なカフェも併設。これ、本当にインドネシアの隣国なんだろうかと目を疑ってしまう。時間がないのでこのミュージアムと近くのセントラルマーケットをちら見してホテルに戻る。時間を気にしながら、急ぎ足で移動したせいか、ホテルに戻ったら汗びっしょりだった。なんだか、暖房の中でこんなことを書いているのが夢物語みたいな気がする。汗?えっ?