Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

美容院

2016年10月02日 | 浜松・静岡

 通学路にオシャレな美容院ができた。そこまで書いてみて思ったのだが、モダンでオシャレなこのお店を「美容院」なんて古めかしい名称で呼んでいいんだろうか?なんだか急に不安になってきてしまった。だいたい美容院なる言葉はいつ誕生したんだろうか?ネットで調べてみると、どうも化粧品会社の社長が命名したらしいが、真偽のほどはわからない。一方、美容ではなく、理髪の方は理髪店であり、理髪院ではない。
 だいたい「院」というのは、個人的にあまりいい印象がない。まず、最初に思い浮かぶのは「病院」そして、そこで宿泊して治療を受けるのが「入院」。もう一つ、文系では、特に将来の就職がとてもたいへんである「入院」の場が、大学院。政治の世界でもよく使われている。歴史で学んだ「院政」、そして「参議院」「衆議院」などなど。しかし、どの言葉も「美容院」とは結びつかない。今思えば、理髪店と同様、美容店にしておけばよかったんだと思う。
 さて日本人であるわたしたちは、そうとはいえ、普通に美容院という単語を使っている。青山の美容院とか六本木の美容院というように。やっぱり、どんなにオシャレでも、イケメンの店員がいても美容院なのであり、そこで働く人は美容師なんだな。今風に言えば美容院は、、ビューティーサロンになるんだろうか?そう考えると、やっぱり美容院は髪の毛を切るだけの場所でないことがわかる。そこが理髪店とは違うんだな。美を追求するのは、髪の毛を切ったり、形を変えるだけではないので、写真のようにNAILとかEYEとか、いろいろなサービスがあるわけね。でもビューティーサロンと言うと、なんとなく軽い気がするから「美容院」に決まり。じゃあ、このブログの文章は何だったわけ?