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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

エース君、よく眠れたかしら?

2016年10月19日 | 家・わたくしごと

 先週末、わが一座のメンバーであり、人生の先輩K氏の所有する白樺湖に近い山小屋に遊びに行く。すでに夜になると気温は5度近くまで下がるため、冬の予行演習といったところ。それでも三日間晴天続きで、気持ちの良いマイナスイオンを半年分は吸い込んだ気がする。
 さて、この山小屋で私の睡眠場所はリビング。そして私と一緒に寝てくれたのが名犬エース君である。エース君とはすでに何度も対面しているのだが、彼は決して吠えることなく初対面の誰にでも優しい。ぼくのこともきっと覚えていないだろうが(最後にあったのは5月だった)、それでも優しく接してくれる。まさに名実ともに名犬である。二日間、諸事情により、ぼくは名犬エースと二人きり(一人とエース)で寝ることになったのだが、正直、これまでの人生の中でワンちゃんとこれほど近距離で寝たことはなかった。なぜなら、かつて私の家にいたコロちゃんは外犬だったから。
 夜中にふと目を覚ますと、すぐそばで丸くなって眠るエース君。なんてかわいいんだろう。私がお手洗いに立つと、すくっとたちがるのだが、すぐに寝床のソファの周りをくるくる回り、そして元と同じ姿に戻って、眠りつくのである。一つ気がかりだったのは、私のひどい寝言でエース君を夜中に何度も起こしてしまったのではないか、ということである。朝、僕が起きてもエース君は眠そうに目をしょぼしょぼとさせていたから、もしかすると、僕の寝言のひどさでしっかり眠れなかったのかもね。ごめんね、エース君。