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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ハイビスカス(花)はどこへいった?

2018年04月17日 | 家・わたくしごと

 昨年の9月17日にアップしたベランダで育てていたハイビスカスの鉢植だが、冬になって葉も落ちてしまい、あまりにも巨大になったので剪定した。とはいえ鉢に何もないのはかわいそうなので、ハイビスカスが咲いている時期から少しずつ、花を買ってきてはハイビスカスの根本に植えていたのだった。それがいつの間にか熱を帯び、真冬にはシクラメンまで植えてしまったために、ものすごい色合いの花壇になってしまったのだった。もう4月半ばだというのにいまだシクラメンは満開、当然この時期の花々、ナデシコやらビオラも咲き乱れている。
 美的感覚、センスなどを問われると微妙だが、何もなければそっけない14階のベランダもこれだけ花が満開だと明るく感じるもので、特に晴れた日なんぞは花を見るだけで、目がハレーションを起こしそうになるほどである。春爛漫、春満開、春最前線がいまわが家のベランダに存在しているのだ。
 しかし、この鉢植えをよく見てほしい。灰色の一本の幹である。これはこの鉢植えの中心に存在すべき100均で購入したハイビスカスなのだ。しかしまだ葉が出てこないではないか。春満開なのになぜ応答してくれないんだ!「もしもし、もしもし…」。何も答えてくれないじゃないか。君はその幹の中にまだ籠っているのか、それとも魂がなくなっちゃったのか?いや、まだわからないのだ。だからまさに今の心境はこうである。
「ハイビスカス(花)はどこへいった?」