ウソ
2012-12-09 | 野鳥


何年か前にもウソの多い年が有ったが 今シーズンも多そうな感じだ
スズメ目アトリ科の鳥で16cmの大きさ 留鳥(漂鳥)または冬鳥
繁殖期は平地(北海道)から亜高山帯で過ごし 秋から冬には低山や平地に徐々に降りて来る
ソメイヨシノの蕾が好きで 草木の種子や芽 昆虫類も食べる
写真左の頬と喉の赤いのがオス
口笛を吹く意味の「うそぶく」が語源 鳴き声がフィッフィッと口笛のように聞こえる
オスは美しいので「てりうそ」 メスは地味なので「あまうそ」と呼んだ時期もあった
あまうそはてり(照り)に対してあま(雨)の意味
両方合わせて「てりふりどり」とも言ったりした
ウソのオスが鳴けば晴れメスが鳴けば雨 という俗信も生まれた
神事 鷽替は前年の凶を嘘にして当年の吉に替えると言う趣旨で木彫りのウソを交換する
良い事が有りますように年が明けたら天満宮にお参りしようかな・・