トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

カヤクグリ

2013-02-19 | 野鳥


今年になって5回目の雪が降った 雪の多い年だ

林道を歩いていたら目の前の道にカヤクグリがエサを漁って居た
聞きなれない鳥のカヤクグリ
高山のハイマツなどの樹海ににいる日本特産の鳥
冬は低山帯で過ごすが数が少ない鳥でどこにでも居るわけではない
山道の地上や枯れた藪などに単独か数羽で居る

カヤクグリはメス一羽にオスが2~3羽で子育てをする
巣作り抱卵はメスがするが 雛が孵るとそれまで以上にオスが子育てに協力する
オス同士での争いはチームを組む前に済ませているようでオス同士の順位が決まっているらしい
とは言えヒナは誰の子か気になるところだ

スズメ目イワヒバリ科の鳥 大きさは14cmでスズメ大 留鳥又は漂鳥
平安時代の古名は「かやぐき」 「くき」は潜る意味で高山の灌木に潜るように生活していたのでそう呼ばれていた
室町時代から「かやくぐり」と呼ばれた 「かや」は灌木の意味