冬の枯れ木に丸く固まった緑が見えるのがヤドリギ
ヤドリギはエノキ ケヤキ ブナ ミズナラ シラカバ サクラなど落葉広葉樹に半寄生する常緑の植物
粘液質の果肉に包まれてヌルヌルの種子を鳥が食べると嘴に付いたり糞と一緒に排泄されて散布される
ヤドリギの実はヒレンジャク キレンジャクが大好物で食べまくる
食べた種が鳥の消化器を通過するのに20分ほど
粘液質の果肉のため糞は粘って鳥のお尻から垂れ下がり宿主の樹木にくっ付く
種がうまく樹木にくっ付いてもそこから根を出して 更にその根が幹に食い込んで深く寄生根を差し込み葉を広げるには3年半もかかると言う
寄生して楽して生きているようだがそんなに楽じゃなさそう