
金網にジャコウアゲハのメスが止まっていた
オスは翅色が艶のない黒色でメスとは色合いが違う
体部には赤色の模様が目立つ
10cm近い大型の蝶で日中低い場所を穏やかに飛び ツツジ類ウツギ類アザミ類クサギなど各種の花を訪れる
都市部でも時折見られるが全体的には減っている
食草はウマノスズクサ等ウマノスズクサ科の植物の葉
ウマノスズクサは毒草で良く嗅ぐと花は腐った肉のような匂いがする
幼虫の間に食べて貯めた毒を見せつけるためか 全身肉質の突起に覆われ目立つ配色をしている
成虫は麝香の香りもして 鳥は色だけでなくこの香りも嫌がり襲わない
似た黒い色のアゲハはこのジャコウアゲハに擬態して居るとも言う
ジャコウアゲハ幼虫
