枝にツバのような泡が付いているのをよく見かける
カメムシ目アワフキムシ科の昆虫で種類は多い
成虫は地味で目立たないが 幼虫は白い泡に包まれて良く目立つ
成虫も幼虫も草の汁をエサとしている
幼虫はセミに似た形だが セミと同じように植物の道管液を吸ってこれを泡の材料にしている
アワフキムシの幼虫は脱皮のたびに少し移動して泡を作り直す
場所を決めると下向きになり道管液を吸う
道管液はほとんどが水で 栄養分を吸収した後どんどん排泄する
これが腹の気門から出る空気によって泡立つ
排泄液に含まれる物質ですぐには弾けて消えないようになっている