ニュウナイスズメ(入内雀)が電線に止まっていた
明るい林に生息する小型のスズメ類
「にふない」はニイナメ(新嘗・新しい穀物のこと)の変化 この鳥が未熟な稲を好んで食べることからの命名
一方伝説では 奥州に左遷された藤原実方が帰朝を果たせず死んだので その魂がスズメになり都に舞い戻り 殿上の供え物を食べたという 入内とは内裏に上がることだから名前の語源説は説得力がある
夏鳥又は漂鳥 平地から山地の林 農耕地 草原に居て 冬は暖地に移動し農耕地や河原で見られる
繁殖期には主に樹上生活で昆虫類を捕り 非繁殖期には明るい開けた場所での生活が多くなり草木の種子 昆虫類を採食する
オスは赤栗色の頭と白い頬 メスはオリーブ灰色の頭と淡色の眉斑
スズメそっくりだが頬に黒斑が無い 大きさは14㎝