初夏の代名詞でもあるホトトギスの囀りはするが なかなか姿を見せてくれない鳥にばったり出会った
名前は鳴き声から来ていると言われ ホトトキと言う聞きなしに鳥を表す接尾語スをつけたもの
近代の聞きなしでは「天辺駆けたか」や「東京特許許可局」
夏鳥 九州以北に渡来して平地から山地の高原 草原 林などに居る
胸と腹に太くて粗い黒色横斑が有る
メスには上面が赤茶色の赤色型がいる 出会ったのはこの赤色型
主に蛾類の幼虫を食べる
托卵性があり 主にウグイスに托卵して育雛させる 他にアオジ ホオジロなど色々な鳥の巣に托卵することがある
ちゃっかりしている 図図しいとも言えるが 自分の子を自分で育てられない宿命は見方によれば哀れだ
雌雄同色だがメスには赤色型がいる 大きさは28㎝
古くから歌の題材になって人気ナンバーワン
古に恋ふらむ鳥は霍公鳥(ほととぎす) けだしや鳴きしわが念(も)へる如(万葉集 額田王)