トリからキノコ 自然見て歩き

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自然の中が心地よい

ジョロウグモ

2022-10-03 | 虫類


公園などでごく普通に見かけるジョロウグモ
ジョロウグモの網に、自分の体より大きいキバラヘリカメムシが掛かった
こんな大物が掛かれば当分食べ物の心配はないかもしれない

生活史:
卵で越冬して、5月下旬ころ卵のうから孵化する
6月に幼体が現れ、下旬には脱皮をして急に大きくなる
8月には多くの網が見られ、9月にはオスがメスの網にやって来て交尾の機会を伺う
10月にかけて網も張り替え大きくなり、中旬には産卵をする
10月下旬から11月にかけて網にぶら下がって死んでいるメスを見かけるようになる

網は幼体時には円網だが、成長に伴い下部が大きくなり全体に馬の蹄形になり、蹄形円網と呼ばれ、この主網とその前後に糸を引き回したバリアーと呼ばれる網とで3重構造になっている

体大きさはメス20~30mm、オス7~10mmと差がある
オスは成体になると網を張らずにメスの網に入り込み、交尾はメスが亜成体から脱皮して成体になる時に行う


コメント
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