秋の渡りでカモ類が姿を見せている
エクリプスで色彩がもやっとしたオスのオナガガモが居た
頸にうっすらと白い筋が見えるが、これがはっきりと白い模様になって、頸から胸まで白くなる
エクリプス:カモ類のオスは繁殖期の春が過ぎると、鮮やかで目立つ色彩の繁殖羽から、メスと同じような地味な羽色に変わる これをエクリプスと呼んでいる
日本に居る秋から冬にかけては、繁殖羽で過ごし相手を探し、ペアーになって春に繁殖地の北方へ渡る
オナガカモはオスの長い尾が目立つカモ、メスも他のカモのメスに比べて尾が長い
冬鳥 渡りの数は多い
湖沼、川、内海などに居る
渡来直後は海上に居て徐々に内陸に移動する
水面で採食したり、逆立ちして水底の植物の種子や水草などを食べる
エクリプスが終わった色彩は
オスは頭部は焦茶で前頸は白く、後頸は黒褐色
胸から腹は白と黒の細かい斑模様
中央尾羽は長くて尖っていて立派
大きさはオス75cm、メス53cm