カケス
2023-10-19 | 野鳥
「かけす」の言われは、鳴き声語源説が有力だが、巣を懸けるように作るからとも言われる
平安の頃から樫の実を食べるので「かしどり(樫鳥)」と呼ばれ、江戸時代からカケスとも呼ばれるようになった
大正時代からカケスに統一された
英名はJayで、鳴き声をそのまま名前にしている
留鳥又は漂鳥
カラス科の鳥で、低山の良く茂った林に居る、冬には暖地に移動するものもいる
都市部の公園などでも時折見られる
樹上と地上のどちらで見かける
主にドングリなどの木の実を食べるが、雑食性が強く動物質、植物質のどちらも食べる
初冬にはドングリを、木の隙間や地中に隠す習性がある
隠したドングリは後で食べるが、食べ忘れも多く、木の隙間から別の種が芽生えることもある
雌雄同色
頭頂は白く、黒い縦斑がある
体は灰色味を帯びた赤紫色で、翼は黒く、風切り外弁は白い
雨覆いには、青、白、黒の斑模様があり印象的
鳴き声は、ジェーイ ジェーイだが、他の鳥の声を真似ることがある
大きさは33cm