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タカサブロウ

2023-10-30 | 樹木 草花

名前がタカサブロウ(高三郎)で、人の名のようでちょっと変わった名前

由来は諸説あり、高三郎が茎や葉を使い字を書いた、とか

古くは皮膚のただれをタタラヒビと呼び、この草が治すことからタタヒビソウと呼ばれ、これが転訛した等々

 

キク科のやや湿り気のある道端などに生える1年草

弥生時代には有ったと言われる史前帰化植物

茎や葉には剛毛がありざらざらする、高さ20~60cm

葉は対生し、細鋸歯のある長さ3~10cmの披針形

 

花期は8~10月

葉の脇から対生して枝を2度分け、その先に1cmの頭花を付ける

周りに白色の舌状花が2列に並び、内側に緑白色~淡黄白色の筒状花がつく

果実はそう果・写真の緑色のものがそう果

冠毛は無く、舌状花のそう果は3稜形、筒状花のそう果はやや扁平な4稜形